まち歩きマップ
こちらからマップをダウンロードいただけます。宿根木観光の際にぜひご活用ください。
宿根木は千石船の交通・物流で栄えました。船大工が築いた町並みや特徴的な建造物は当時のまま、今も大切に保存されております。まち歩きのポイントを散策マップにまとめました。宿根木の町並み・船大工文化をどうぞお楽しみください。
公開
大正10年(1920)築
1.佐渡国小木民俗博物館
昭和45年(1970)に廃校となり、その後佐渡国小木民俗博物館として転用されている旧宿根木小学校校舎。島に残る数少ない木造校舎のひとつ。(佐渡市指定文化財)
非公開
天保4年(1833)以前築
2.浜上(はまんじょう)
博物館で公開している千石船「白山丸」を所有していた廻船主加賀屋市三郎の邸宅。囲炉裏の煙で黒くすすけた柱に板を張り、漆塗りを施した天保4年の大改修跡が見られる。
非公開
寛政5年(1793)築
3.角(かど)
現時点において宿根木で建築年が判明する最古の建築物(家屋)とされる。戸主である高津多左衛門が家を建てるための経費やふるまいなどを記録した「普請帳」が残る。
公開
安政5年(1858)頃築
4.清九郎(せいくろう)
廻船2隻を所有した廻船主の家柄らしく、広い土間や台所、面取柱、内装の柿渋塗りや漆塗りといった豪華な造りが見られる。建物内部は一般に公開している。
非公開
大正10年(1921)築
5.旧宿根木郵便局
所有する石塚権兵衛家は、明治中頃に廻船業を転業し、薬局や郵便事業を営んだ。洋風建築の郵便局舎は、大正10年の電信・電話の開始を記念し建てられた。
非公開
昭和10年(1935)築
6.穴口(あなぐち)
廻船主佐藤伊左衛門家の屋敷。越前三国港付近から千石船で運ばれた笏谷石の敷石や広い庭が見られる。佐渡の長者番付にも名を連ね、広大な土地を所有していた。
公開
弘化3年(1846)以前築
7.金子屋(かねこや)
昭和10年(1935)に船乗りであった金子屋が購入し、主屋として使用していた。寝室は敷居が20㎝ほど高く取り付けられ、「帳台構え」と呼ばれる上げ敷居になっている。
非公開
明治24年(1891)頃築
8.伊三郎(いさぶろう)
明治26年(1893)まで、弁財船の船頭を稼業としていた。2階北側部分がせり出したセガイ造りや登り梁構造、「石」と書かれた軒下飾りなど特徴的な意匠が残る。
公開
弘化3年(1846)以後築
9.山下(やました)
宿根木では数少ない中門造りの建物。廻船主の家柄で家財道具などを収納する納屋として利用していた。現在は主屋部分を庭に改装し、納屋は店舗として利用している。
公開
弘化3年(1846)以後築
10.三角家(さんかくや)
弘化3年の水害後に羽茂大橋付近から移築したものといわれる。移築前は、4間×6間の四角い建物であったが、敷地に合わせて三角形にきりつめ建てられている。
非公開
昭和33年(1953)築
11.宿根木公会堂
様々な行事に使用される芝居小屋形式の集会施設。大正期に建てられた旧公会堂と位置・規模など、ほぼ同じに建てられている。昭和レトロの雰囲気を感じさせる建物。
公開
大正14年(1923)築
12.称光寺
貞和5年(1349)開創と伝わる時宗の古刹。本堂は、大正12年10月に起きた称光寺大火後の建築。火災を免れた山門は享保2年(1713)の棟札が残り、建築物で最も古い。
見学のお客様へは町並み保全協力金(100円程度)へのご協力をお願いしております。
町歩きガイドのお申込みは佐渡観光協会へ https://www.visitsado.com/guide/4847/